医学修養なう~名古屋編~

学士編入に関する情報、日々の雑感、研究のゆくえなどを不定期にブログにしたためていきます。

2015年09月

英語の勉強をしたい(願望)

時間がない、最近の悩みです。

試験から解放されて人付き合いの席に顔を出すことが増えたのですが、そのせいで最近自分の時間がありません。友人付き合いは大事にしたいのは山々なのですが、そのために自分の時間もとい勉強時間が取れなくなってきているのは死活問題です。とはいえ試験に受かったことを知って友人たちが誘ってくれているので、中々断りたくないというのも本音です。我ながら贅沢な悩み…

そんな日常ですが、少しずつ英語の勉強を再開することとしました。目標がないと頑張れないので、とりあえずTOEFL80〜90くらいのスコアを設定しておこうと思います(まだ受けたこともないですが)。
何からはじめようか悩んだのですが、まずは苦手なリスニング強化ということでNHKラジオを使ってみることにしました。最近のラジオの進化は素晴らしいですね、スマホがあればいつでもどこでも聞けますし、しかもNHKラジオだと無料でストリーミングサービスが聞ける貧乏人にありがたい仕様です。
当分は「ラジオ英会話」という番組を聞くことにしたのですが、毎週月〜金の5回、1回15分のプログラムなので続けやすそうなのも魅力です。これまでも通学途中にPodcastでTEDを見たりしてましたが、その程度では当然ながら研究室にいる外国人と会話できるようになどならず…日常シーンで使える会話力を多少なりとも身に着けたいと思ったのが内なる野望です。海外旅行にも行きたいので、最低限の英会話は身につけておきたいですね。このスタイルにも慣れてきたらプログラム数を増やしていくかもしれません。

将来的にはSkype英会話などを使って双方向コミュニケーションしたいですけども、まずはラジオ英会話が三日坊主にならぬよう努力することとします。

医学部学士編入・生命科学編(2)

前回の続き【3. 生化学4. 生理学】【5. その他(免疫学・遺伝学など】編です。


3~5については0~2よりも重要度は下がります。既に紹介した0~2と重複する部分も多いですので出題傾向に合わせて濃淡をつけて勉強するべきかと思います。これらに取り組んだあとで基礎に立ち返ると正しく理解できることもあるというのが私の経験談です。実際には物理・化学などの試験科目数との兼ね合いなども考慮しないといけないので、そのへんは柔軟に勉強プランを立てて下さいm(_ _)m


3. 生化学】

生化学は代謝を中心として生体内で起こる反応を調べていく分野です。熱力学や有機化学の知識があると理解に役立ちますが、なくてもなんとかなります。

よく使われるのは『シンプル生化学』というコメディカル向けの教科書です。多くの分野を広く浅く確実に理解しておく必要がある編入試験ではこの程度の教科書で概要を理解したあとに0~2レベルの単語・説明を暗記していくのが効率が良いかと思います。より厳密に理解したいという事であれば『ヴォート生化学 なども妥当でしょう。こちらは教養レベルで満足出来ない部分を補強するための辞書的な使い方をするとよいかもしれません。

問題集としては前回の記事でも述べた『生化学・分子生物学演習』があります。 


4. 生理学】

生体のホメオスタシス維持や外部環境への適応系といった、ヒトの持つ一連のシステムについて学習します。ここまで学んできた知識が有機的に関連してくる分野です。ホルモンや神経系による生体反応は頻出です。

生理学の初歩的な知識は高校生物の範囲にもなっていて、基本的な生理学を覚えてあると楽に学習することができます。また前の記事で紹介した高校生物の図説にはその辺の働きをフローチャートでまとめてあることも多いので、手元に置いて勉強するとよいでしょう。

使いやすい参考書として『生理学テキスト』があります。医学部生が生理学を俯瞰するため通読するにはちょうどいい、というレベルの本です。あまり込み入った話をマニアックに覚えるよりは全体の流れを知っておく方がよいでしょう。 ←生理学テキストは記述量・質はよいですが編入試験で覚えるに細かすぎると思ったので(ただでさえ他科目数の負担もあるので…)『イラストでまなぶ生理学』あたりを紹介しておきます。辞書的な参考書として『ガイトン生理学』があります。受験生が入手できるうちで恐らく最も詳しい記載のある本です。

編入試験に適した問題集ですが、以前紹介した『医学部編入への生命科学』に生理学の章があるのでそれぐらいでしょうか。基礎的な部分に関しては高校生物の参考書で押さえてもよいかもしれません。


5. その他(免疫学・遺伝学)など】

その他分野ですが0~4を学ぶ中で少なからず触れられるはずです。ただし免疫学はここまで使用した参考書次第ではあまり触れられていない可能性があること、遺伝学はその出題頻度にも関わらず対応が不十分であることなどが考えられるので、その場合は以下の参考書を使うとよいかもしれません。

免疫学休み時間の免疫学』空き時間に読み進められます。免疫の概観理解に。

遺伝学大森徹の生物 遺伝問題の解法』遺伝の問題はクセがあるので問題演習で慣れましょう。


最後に

色々な参考書を挙げてきましたが各分野から1~2冊自分に合うものを選んで繰り返し読むのが最も得点に結びつくように思います。

また試験対策の基本はKBL(過去問 based Learning、造語です)です。0~2の基礎的な知識を身につけたあとなら過去問も概ね理解できるはずですので、そこから不足する分野の知識を固めていくのが正攻法ではないでしょうか。


当記事を見てくれた方がご健闘されるように願っています。

※一部訂正しました(2015/10/03) 


医学部学士編入・生命科学編(1)

学士編入においては生命科学が間違いなく一番重要な科目です。

というのも、生命科学は直接に出題の対象となるばかりではなく、英語や小論文などの別の科目でも間接的に知識を問われるためです。ですが生命科学というワードが指し示す領域は広く、学士編入のために具体的に何を勉強すれば良いか非常に分かりにくい科目です。そこで本記事は生命科学を構成する一般的な学問分野について考察し、少しでも体系的な知識の整理に貢献することを目的としようと思います。あくまで私の解釈に基づくものなのでその点ご容赦下さい。


【0. 高校生物】
化学や物理と違って生物は大学範囲から始めてもある程度は理解できる科目ですが、実際の試験では高校生物レベルの知識が出題される大学もあり、生物の未習・既習にかかわらず余裕のある時期に高校レベルの知識を固めておくとよいかもしれません。特に遺伝の分野は編入試験においても頻出です。
なお植物や進化・分類の分野は出題する大学が限られるので出題される様子がなければ飛ばしてもよいでしょう。
お勧めは高校生物の教科書図説のセットです。文字で覚えがちな知識をイメージで定着させられるので手元においておくと便利です。高校程度の問題演習にはセンター試験の過去問やセンター用問題集が入手しやすいでしょう。高校生物を極めたい方は『医学部攻略への生物』あたりをどうぞ。生物特有の記述問題に慣れるのにも役立ちます。


1. 生命科学(教養)
高校レベルと大学1~2年生レベルの橋渡し。高校生物の知識を発展させ、この後に述べる細胞生物学・分子生物学・生化学などの基礎的な考え方を学びます。基本的な生命科学のロジックはこのレベルに詰まっていて、試験ではこのレベルの理解の程度が重要になります。詳細に分子生物学や生化学などを学んだあとで本番前に立ち返るべきレベルもこのへんでしょう。

大学教養レベルの一般的教科書として『理系総合のための生命科学』がオススメです。医学部編入試験に丁度良いレベルの内容が配置されていて、免疫学や発生のような通常の参考書だと手の届きにくい分野も収録されています。個人的には編入試験のバイブルと呼ばれる『Essential細胞生物学』よりも使い勝手が良さそう。
問題演習としては『医学部編入への生命科学演習』がありますが、編入向けの問題演習だと事実上これ一択です。普通の問題集なら『大学1・2年生のためのすぐわかる演習生物』あたりがあります。


2. 細胞生物学・分子生物学
分野的には一応別物らしいですが、一緒に学んでしまったほうが効率的ということなのか多くの参考書が両者を同時に扱っています。問題を解くときには「細胞レベルの話か」「分子レベルの話か」を区別する必要があります。
細胞生物学・分子生物学はだいぶ込み入った内容になってくるので全てを覚える必要はありませんが「生命科学のロジックを身につける」ために非常に重要です。実際の試験でこのレベルほど詳細な解答を求められる場合は限られるので、枝葉末節な勉強法にならないよう常に1のレベルの大きな流れを意識しておくことが大切だと思います。

代表的なのは『THE CELL(細胞の分子生物学)』『分子細胞生物学』など。問題演習には『生化学・分子生物学演習』などがあるが結構難しい。受験校の問題傾向にあわせて必要部分を強化するのがよいでしょう。生化学の部分については後述。


長くなりそうなので今日はここまで。次回は【3. 生化学【4. 生理学】【5. その他(免疫学・遺伝学など)】について。


編入前のお勉強

寝る前に更新です。


編入は通常の医学生が学ぶカリキュラムを1〜2年圧縮しその分早く卒業できる制度ですが、その分の負担は編入初年度にやってきます。どういうことかというと、初年度は同期が既に単位取得済みの授業を下級生に混じって受けてくる必要がある訳です。

数年分のシラバスがなんとネットで公開されていたので、最近は将来の同期達が勉強している事をぼちぼちリサーチしています。折角試験が終わったのでバリバリ実験したいのも山々ですが、来年の負担を考えると研究に没頭しすぎて予習がおろそかになるのも恐ろしいです…バイトして貯金もしとかないといけないので悩ましい。

知人の医学生からの情報によると、特に負担の大きそうな科目は基礎医学界の重鎮解剖学生理学のようです。暇な時間だけはあったシルバーウィークでAmazonでポチッとした入門書を読み始めました。解剖学用語は日常では馴染みのない言葉ばかりなので覚えるのに中々時間が掛かりそうですが、後のことを考えると日本語だけではなく英語でも覚えておきたいところ。

誰か一緒に勉強してくれる人はいないものですかねぇ。
 

白い巨塔

見てます。ドラマの方ですけども。


最近小説を読んでないので手を出したいですが、家の近くにツタヤがあるものですぐそっちで借りてしまうんですよねぇ…。まぁネットで買えばいい話なんですけども。ただ以前から観たいとは思っていたのでようやく手を付けられそうです。

医者の世界を垣間見るには丁度いいし内容も面白そうだし、と思って見始めたのですがこれ新臨床研修医制度が始まる前の話なんですよね。医学部教授が人事権を握って莫大な権力を保持していた頃とは違い、今は医局制度を含め大きく様変わりしたと聞きますが果たして。

病院研修中の友人は「突っ込みどころが多くて真面目に見れない」と言っていましたが、時代も制度も変わってしまった今となっては、大学病院の内情を知るのには殆ど参考にはならないのかもしれません。
それでも主人公(助教授)が教授の部屋の豪華絢爛さを見て野心を燃やす所は今とあまり変わらぬ姿かも、と思ったりして楽しんでます。

ということで続きを観てきます。




 
プロフィール
【経歴】
受験当時:都内大学修士課程
専攻:生命科学
興味:精神医学・神経科学etc
予備校:なし
受験決意:2014年夏

【受験結果】
2014年度
 千葉1次○、2次×
2015年度
 神戸1次○、2次×
 名古屋1次○、2次○
 千葉1次○、2次×

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